これまでのキャリア

2017年
トヨタ車体入社新人教育や製造・販売実習を経て経理部に配属。現場を知るための実習期間を経て、コーポレート部門としてのキャリアをスタートしました。
2018年
経理部 原価改善室原価計算を担当後、部内異動で原価管理を担当。会社のお金の流れやコストの成り立ちへの
理解を深めました。
2021年
アメリカに育成出向出向先にて、棚卸の運営方法やコスト低減の仕組みを改善。裁量のある環境で自身の考えを形にする経験を
積みました。
2022年
経理部へ帰任中期利益計画を担当し、中長期的な視野を獲得。この頃から役員へのプレゼン機会が増え、矢面に立って提案するシーンが多くなりました。
2023年
収益企画部 車種別採算G初の部外異動。現在は製品の生涯収益最大化に向けた課題提起を実施しています。

入社の決め手

幼い頃からのクルマ好きで、軸は「手触り感のあるモノづくり」。事業を多角化するよりも完成車生産を突き詰め、
「いかに安く良いモノを作るか」に特化している点に惹かれました。地元にいながら世界規模の仕事ができる点も後押しになりました。

開発完了はゴールではない。変化する環境下で、
次の企画へ「付加価値」をつなぐ

「開発完了」はスタート地点に過ぎません。開発本部と連携して行う原価企画活動での数値を、きっちり実現していかなければなりません。
私の仕事は、製品寿命が尽きるまで収益を見守る「MLPM(モデルライフ採算管理)」。以前は原価低減の積み上げで利益を確保できましたが、
昨今はインフレや為替の影響で、構造的に狙った利益が出にくくなっています。そこで私は、生産開始後の実情を開発や役員へフィードバックし、
次の企画でどう付加価値を上げていくか、という提案につなげています。企画で狙った利益を実現し「もっといいクルマづくり」のサイクルに
つなげていく、それが私の役割です。

「売れているのに目標に届かない」要因を解く。
新たな視点が感謝に変わる瞬間

経理部が工場ごと・製品ごとの「期間損益」を見るのに対し、収益企画部は製品ごとの「生涯利益」を中長期視点で見て全体最適を図ります。かつて、ある製品で「狙った利益が出ていない」ケースがありました。要因を紐解くと、従来視点の「地域ごとの利益総額」、「1台あたり平均利益」では
問題ないように見えていたが、双方を掛け合わせてみると実は採算のばらつきが大きかったことが判明しました。新しい目線のデータを提示したことで
対策すべきポイントが可視化され、「その視点はなかった」と感謝される。埋もれていた課題を探り当て組織を導く瞬間こそが醍醐味です。

経営はリソース配分。「心理的安全性」が
プロとしての誠実な判断を支える

各機能の専門家たちはそれぞれの分野の中で「良いモノ」を目指して活動しています。しかし各々が最善を追いかけることは時にお金とのトレードオフ
になります。例えば、お客様のためにと仕様を増やした結果、管理コストが増大し、かえって収益性を圧迫してしまうこともあります。将来の製品の
全体像が見える私たちが情報をつなぎ、お客様の満足と収益性のバランスが取れた意思決定を支えることが重要です。当社には、こうした冷静な判断を
支える「心理的安全性」があります。若手時代、業務で重大なミスをした際、上司は私を責めず「仕組みのどこが分かりにくかったか」と改善に目を
向けました。この文化があるからこそ、恐れずに事実と向き合い、次世代の経営を支えるプロとして挑戦を続けられています。

1日の流れ

09:00
出社渋滞を避けてゆったり出社。約1時間の車通勤中は、お気に入りのポッドキャストを聞くのが日課です。
09:30
始業メールやスケジュールの確認。一日のタスクを整理してから業務に入ります。
10:00
資料作成役員への報告に向けた採算管理資料を作成。数字に誤りがないか慎重に進めます。
12:00
食堂で昼食同僚と食堂で食事。食後はコーヒーを片手に雑談し、リラックスする時間を大切にしています。
13:00
打ち合わせ他本部の担当者と中長期的な収益課題について議論。情報交換を行い、協力体制を築きます。
17:00
企画・検討打ち合わせが少ない時間帯は、集中して思考業務へ。将来の課題に対する打ち手を練ります。
19:00
終業考えがまとまらない時は夕方ごろに帰宅してリセットすることも。帰宅後は子供をお風呂に入れ、遊んで寝かしつけるのが父としてのミッションです。