これまでのキャリア

2016年
トヨタ車体入社新人研修後、12月に品質保証部へ配属。
2018年
生産部門 品質管理部見栄えの造り込みや検査工程の設備設定を担当。モノづくりの現場で経験を積みました。
2020年
生産技術部門 車両生技部(兼部)クルマの電子化に伴い、工場での検査・調整手法を習得。この時の知見が後のライン立ち上げに活きました。
2022年
品質保証部 車両保証室プロジェクトの始動から量産開始に至るまで、全フェーズを通した品質確認と出荷判断を担いました。
2025年
「商用車フォトリウム」企画自業務と並行して、商用車の魅力を多くの人に伝えたい想いから、
部署横断の有志メンバーと展示を企画・制作。社内外のイベントを通じ、その魅力発信に貢献しました。
2026年
品質保証部 総括室全社の品質方針策定を担う現在の部署へ異動。
方針策定に加え、全社員の意識向上に向けた啓発活動を企画・推進しています。

入社の決め手

幼い頃から「大きいクルマ」が大好きでした。大学院進学とも迷いましたが、選考で出会った社員の方々が温かく、
「この人たちと働きたい」と思えたことが決定打に。夢のクルマに携われるトヨタ車体一社に入社を決めました。

全社の方針を策定し、
品質への意識を啓発する

現在の所属は「総括室」。ここはクルマの検査をする現場ではなく、全社の品質における年間目標やルールを決める「経営の事務局」です。そこで私が
担うのは、製品の出来栄えだけでなく、事務処理一つひとつの質までを含めた全社的な「品質方針」の策定です。「品質」にはテストの点数のように
明確な答えがありません。だからこそ、社会情勢や課題に合わせて役員と議論し、指針を定めます。単なるスローガンで終わらせず、全社員が「自分の
仕事も品質だ」と自覚できる空気を作るため、泥臭く、熱意を持って意識改革という正解のない問いに挑み続けています。

多角的な視点から、
クルマづくりの本質に迫る仕事

机上の空論で現場は動きません。実効性ある方針を作るには、現場の痛みと喜びを知る必要があります。私は入社以来、生産や生技といった最前線に
飛び込んできました。忘れられないのは「ノア・ヴォクシー」の立ち上げです。機械系出身の私にとって、未経験の電子制御技術との格闘は困難の連続
でした。苦難を乗り越え初号車がラインを離れた瞬間、自然と涙が溢れ出しました。あのとき身体で感じた「モノづくりの震えるような感動」こそが、
今の私の原点です。現場を知っているからこそ、作り手にも寄り添った、実効性のある品質方針を描くことができると信じています。

見えにくい「品質」を、
会社の確かな文化へ

私には「10年に一度は、仕事で泣く」という信念があります。20代はクルマの立ち上げで泣きました。では30代、40代はどうするか。次は会社という
巨大な組織を動かし、全社員が当たり前のように「お客様のために」と動ける品質文化を根付かせたとき、また嬉し泣きがしたいです。品質活動に
「100点」のゴールはありません。正解がないからこそ、経営層から現場まで全員を巻き込み、熱い想いを伝播させ続ける必要があります。プレイヤー
から基盤を作る立場になっても、あの日の涙を超える感動を求めて、私は泥臭く挑戦を続けていきたいと思っています。

1日の流れ

08:00
始業・メールチェック出社後、メールやスケジュールの確認。
朝の静かな時間は資料作成や企画検討などの個人ワークに充てます。
09:30
朝礼グループメンバーの健康状態や業務の進捗を確認。仕事の困り事などもこの場で共有します。
10:00
方針MTG役員や上位者と品質方針策定に向けた打ち合わせ。全社の目標をすり合わせ、骨子をまとめていきます。
12:00
食堂で昼食同じ部署のメンバーと昼食。愛車のカスタムやメンテナンスの話で盛り上がります。
14:00
企画・資料作成打ち合わせ内容をもとに、品質啓発活動の構想や年間計画を立案。
誰にどう伝えるか、具体案を練ります。
17:00
経費・労務MTG品質以外の総括業務として、部のヒト・モノ・カネに関わる計画も立案。
幅広い視点で組織運営を支えます。