1月10日、ダカールラリー2026はサウジアラビア中部の首都リヤドで中間日を迎えた。
この日は競技は行われず、メカニックたちが後半戦に向けた集中的な点検整備を行う。ストッククラスに参戦しているTLCは9日の競技でロナルド・バソ/ジュリアン・メナール組の503号車にステアリング系トラブルが発生、三浦昂/ジャン・ミッシェル・ポラト組の501号車も地面にヒットして冷却系部品を破損するダメージがあり、夜9時過ぎに2台が相次いでビバークに到着すると、待機していたメカニックたちは早速点検に取り掛かった。
例年だと夕方までには目途が付く中間日の整備だが、新型車両の投入初年度の今年は修理する箇所が多く、完了したのは11日の未明だった。2台のラリー車は完全にリフレッシュされ、後半戦に向けて万全の準備が整った。
今大会のコースは紅海岸の都市ヤンブ―を基点にサウジアラビアの国内を時計回りに一周する広大なループ状となっている。北部の山間地を巡る前半戦は石混じりのワジ(枯れ川の底)や岩盤のガタガタ道など悪路のステージが多かったが、南部の砂漠地帯に下る後半戦では本格的な砂丘ステージも登場。13~14日にかけてワジ・アド・ダワシルからビーシャの間で行われる今大会2回目のマラソンステージを軸に難易度が高まることも予想される。
11日に行われる第7ステージは後半戦の初日。リヤドから南東に向かいワジ・アド・ダワシルの手前で459㎞の競技が予定されている。
| CAR No. |
ドライバー& ナビゲーター |
STOCKクラス | 総合/ OVERALL |
|---|---|---|---|
| 501 | 三浦/ ポラト |
5 位 | 112 |
| 503 | バソ/ メナール |
4 位 | 106 |
| CAR No. |
ドライバー& ナビゲーター |
STOCKクラス | 総合/ OVERALL |
|---|---|---|---|
| 501 | 三浦/ ポラト |
5 位 | 129 |
| 503 | バソ/ メナール |
3 位 | 77 |
フィリップ・シャロワチーフメカニック
新型ラリー車で臨んでいる今大会の競技はここまで予想以上に厳しい展開となりました。メカニックたちも朝まで作業することが続き、疲れがとれない状況です。ともあれこの中間日できっちり仕上げたクルマで後半戦をしっかりと戦ってもらいたいと思います。
尊田メカニック
今年は破損箇所が多く、ほぼ毎日朝まで作業しています。明日から後半戦ですが、集中力をきらさないように頑張ります。自分はダカールラリーへの派遣2年目ということもあり、一緒に501号車を担当しているペドロとのコミュニケーションは良好。レオともだんだん打ち解けられてきました。
本野メカニック
前半戦は長いようで短かった。作業をしている時間が長くて睡眠があまり取れず、体力的にしんどかったです。後半戦では作業スピードの向上を心がけながら、体調管理に気を付けて頑張ります。フランス人メカニックのジェロームやルカとも意思の疎通を図りながら仕事ができるようになってきました。
RIYADH (競技なし)
| リエゾン: | - km |
| SS: | - km |
| Total: | - km |
角谷監督
メカニックたちが徹夜作業でラリー車を万全な状態に仕上げてくれました。現在の戦況はライバルのリードを許していますが、新車のようになったランクルからは頑張って追い上げていこう!というメカたちの気迫が感じられます。