ダカールラリー2026はスタート地ヤンブーを離れ、内陸のアルウラへ。山岳地帯で400㎞のSS(競技区間)が行われた。TLCの501号車三浦昂(トヨタ車体社員)/ジャン・ミッシェル・ポラト組は途中ブレーキアシスト機構のトラブルに見舞われたが、そのまま走り切って4輪部門総合86位/ストッククラス4位でゴール。503号車ロナルド・バソ/ジュリアン・メナール組も1分52秒差の総合88位/クラス5位で続いた。
この結果により第2ステージまでの累積順位は501号車が4輪部門総合89位でストッククラス2位、503号車が総合91位でクラス3位となった。トップのディフェンダー502号車ロカス・バチウシュカ/オリオール・ヴィダル組とのタイム差は501号車が11分37秒、503号車が12分00秒と依然わずかで、スタックやトラブル一つで順位が入れ替わるような緊迫した戦いが今後も続きそうだ。
SSはヤンブ―から104㎞のリエゾン(移動区間)で内陸に移動したところからスタート。山間地を峡谷の間を縫いながら西方のアルウラへ向かうルートの路面は石がゴロゴロしている荒れたワジ(枯れ川の底)が中心で、前日に続いてパンクや車体へのダメージに気を遣うステージとなっていた。4輪車同士の追い越しが難しい道幅の狭い場所も多く、306㎞~318㎞地点の間は2輪と4輪のコースが分けられていた。
三浦/ポラト組の501号車はリエゾンの途中からブレーキのアシストが失われるトラブルが発生。ブレーキは効くものの、大きな踏力が必要となり、SS中は石や路面の凹凸を思うように避けるのが難しい状況での走行となった。その影響もあってか合計3本のパンクを喫したが、142~144㎞地点のサービスエリアでチームからスペアタイヤの供給を受けたことで難を凌ぎ、無事走り切った。
一方、バソ組の503号車は1本のパンクのほか電気系部品の充電不良を示す警告灯が点灯したものの走行に支障はなし。そのまま慎重なペースでアルウラのゴールに到着した。
6日は第3ステージとしてアルウラ基点のループで421㎞の競技が予定されている。
※順位は日本時間午前3時時点の暫定です。
| CAR No. |
ドライバー& ナビゲーター |
STOCKクラス | 総合/ OVERALL |
|---|---|---|---|
| 501 | 三浦/ ポラト |
2 位 | 89 |
| 503 | バソ/ メナール |
3 位 | 91 |
| CAR No. |
ドライバー& ナビゲーター |
STOCKクラス | 総合/ OVERALL |
|---|---|---|---|
| 501 | 三浦/ ポラト |
4 位 | 86 |
| 503 | バソ/ メナール |
5 位 | 88 |
三浦ドライバー
ブレーキが重い状態で400㎞のSSはきつかった。急な減速は難しく、石を避けるのに危ない場面もありました。パンクも3本しましたが、スペアタイヤをサービスポイントで貰うことができて助かりました。ゴールしたときはホッとしました。
ポラトナビゲーター
ナビゲーションは難しくなかったのですが序盤は多くの先行車がいて埃がひどく、ちょっとミスコースがありました。一日中悪路に揺られたので肩や腰が疲れましたが、ビバークに着いてマッサージをしてもらったおかげでリラックスできました。
バソドライバー
長いSSでしたが元気です。クルマも調子が良いのですが、電気系部品の警告灯が点いたときはエンジンが止まらないかとドキドキしました。幸い何も起こらず、そのあと右前輪をパンクしたぐらい。まあ順調な一日でした。
メナールナビゲーター
TLCに加入して初めてのダカールラリーですが、少しづつ着実に信頼関係を深めることができていると思います。今日は埃の影響で目標物が見えにくくて苦労しました。ナビゲーションはシンプルでトリッキーなところもなかったです。
YANBU > ALULA
| リエゾン: | 104 km |
| SS: | 400 km |
| Total: | 504 km |
| グラベル: | 49 % |
| 砂地: | 23 % |
| 岩場: | 28 % |
角谷監督
トラブルもありましたが、無事にゴールしてくれて良かった。ライバルとは接戦が続いていますが、あまり意識せずに我々のペースで車両の良い状態をキープしながらステージを重ねていくことが何より大事だと思います。